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おっこちょこいのブログ

クズが伸し上がる為の精神論をちょくちょく書いているクソブログ

かぼちゃが固いのだけは許せない

先日の話だ。あるオガーニック系の和食屋さんにお昼時フラリと入った。もちろんオガーニックに興味などない。目の前にその店があった。そこに山が有るから登る登山家のようにその店を選んだに過ぎない。チョーシャレオツな店だった。店員さんの気遣いも半端無い。逆にほっといて欲しいぐらいだった。

そこで私はバカの一つ覚えのように天丼+蕎麦のセットを頼んだ。初めての中華屋に入ったらチャハハーンを頼んでその店のクオリティを図るのと同じだ。その店の天丼クオリティでその技量を私は確認したかった。断っておくが、残念ながら私にはチャハハーンで中華屋のクオリティを図る能力はまだ無い。

その注文した天丼を見ると、何と華やかな天丼なんだと私は感嘆した。素晴らしい。華が咲いているようだ。車海老が天丼その名の如く天を指している。上手いこと言ったからもうブログをここで終了したいがそうはいくまい。

私はまずかぼちゃの天ぷらに手を掛けた。サクサクの衣から現れたのはカチカチのかぼちゃ。カチカチのかぼ

カチカチのかぼちゃ?

私は本来かぼちゃが好きではない。あの口に入れた時のモサモサした感じ、オカズなのにあの甘い感じ、食っていいのかどうなのかよく分かんないあの皮。しかし私も大人だ。出されたものは残さずに食べる。そういうマジ上から目線で食おうとしたのにカチカチだと?

一回冷静になろう。もう一度齧ってみた。うん。固い。限り無く生だというより生だ。本生だ。まぁこんなんで怒っても仕方ないしもう良いやとそのかぼちゃを端っこに避け、天丼セットを平らげた。美味かった。かぼちゃ以外は。

食べ終わって食器を下げに来た店員さんは、おやおや坊やどうしたんだい?かぼちゃが残ってるじゃないか。穏やかじゃないねぇここはオガーニックだよ?バカなのお前という表情を隠しながら優しい目で私に「お気に召しませんでしたか?(汗」と問いかけてきた。私もかぼちゃが固てえんだよふざけんじゃねえぞこの野郎という表情は出さずに、いや、美味しかったですよ、かぼちゃが固かったのですみませんと断ったその時

「このかぼちゃは生でも食べられるんですよ」

と健康食教の信者のような目で私を見た。怖い怖すぎる。私の主張は生で食べられるかどうかが焦点ではない。「美味しくない」と言っているのだ。熱を加えて栄養価がどうのこうのとかは知らん。私は食事は美味しいものを食べたい。口の中であんなゴロゴロするかぼちゃは食いたくない。外サクサク!中ホクホク!のかぼちゃが食いたい!が、出来るだけかぼちゃは食いたくない!

食事とは何なのかを考えさせられる事件であった。昨今このような「料理」以外の「知識」という付加価値を付ける店が増えた。行きたいヤツは行きゃ良いが、食事にそんな薀蓄はいらん。オガーニックなら、美味しいねー、こんなに美味しいのに身体に良いとか最高だね、これで十分だ。もしそのかぼちゃが、え?このかぼちゃ!生で食べると松阪牛の味がする!ってーなら食うけどね。

固いかぼちゃは食いたくない。