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ネバダ臭

クズが伸し上がる為の精神論をちょくちょく書いているクソブログ

もうダメかもしれないと話す友人に「へ~。あっそ。」と言い放った理由

20年も前の昔話である。若い頃の私の生活環境はあまり良くなかった。悪そな奴はだいたい友達とDragon Ashがシャウトしたそれである。ある日工事現場のアルバイトに新人が入ってきた。私は殆ど印象に無かったのだが後日その友人から聞くと「お前芸能人の〇〇に似てんな。」と偉そうに言われて私の事が大嫌いだったそうだ。未だにそれは私ではないと言い張っているが彼は確信しているようだ。同い年という事もあって仲良くなるには時間が掛からなかったように思う。音楽という趣味を互いに持つ彼とは当時も本当によく語り合ったと思う。

しかしながら数年で彼が少しおかしいと私は気付く。何やら危なげなものを吸引しているようだ。その頃よりずっと前に、私の別の友人がドラッグで亡くなっている事を彼は知っている。そういう行為が大嫌いな事も。話を聞くと色々悩みがあり手を出してしまったのだそうな。ここでは書けないくらいのダークで黒く渦巻いた悩みである。しかしその悩みはそのドラッグが原因じゃないか、やめろよバカなのお前と普段から口酸っぱく言っていた。

そしてある日、彼はマンションから飛び降りた。別の友人からの電話によると命に別状は無いとの事。私は見舞いに行かなかった。完全に頭にきた。ふざんけんな糞野郎と思った。退院した数日後、彼から電話があったので会うことにした。そこで私が会うなり伝えたのは「やめる努力をするなら手助けはする。しかしお前がドラッグをやめないなら縁を切る。飛び降りようが入院しようが見舞いには行かないし、自殺なんてして周りを悲しませるような身勝手な奴の葬式には出ないし友人でも何でもない。」彼はまだグダグダ言っていたがダメなものはダメなんだ。そしてすぐに連絡手段を絶った。

数年後、見知らぬ番号から携帯に電話があった。彼である。結婚して子供が出来たから久しぶりに一緒に飯を食おうぜという事だったので酒を持って彼の家に行った。一目瞭然で健康体に戻っていた。良いね。最初は二人とも照れ臭かったが、酔っていくにつれ彼とオイオイ泣きながら飲めない酒をガブガブ飲んだ。バカコンビ復活である。二人は酔うと腕相撲をする癖があり、負けた方が片パンを喰らう。全力の肩パンである。筋肉壊れちゃううううううというくらい痛い。今考えると何が面白いのかさっぱり分からない。完全にキチ〇イである。

何故やめたのか。どうやってやめたのか。彼の心境の変化が何故起こったのかは連絡を取っていなかった私は知らない。しかしあの時、少しでも彼のしている行動を私が同情し肯定していたならどうなっていたのか。もしかするとあのままズルズルと続いていたのかもしれないし、ちゃんと彼自身の意志できっぱりとやめていたのかもしれない。結果、ちゃんとやめているので今となってはどちらでも良いんだけどね。

私が思うのは、ダメなものはダメなんだとしっかり線を引いてやること。同情して少しでも肯定すると、甘えが出るんじゃないかと思うのです。相談者が揺れ動いてるのにこちらがブレちゃいけない。同情して一緒にフラフラするくらいなら、自分はこうだと思うよとしっかり説明してあげて、それでも分からないなら突き放した方がマシ。友情の形なんて人それぞれなんでしょうけどね。相談者もフラフラしたいならフラフラした人に相談するんだろうし、せっかく私に相談してきてるなら私は容赦なくダメなものはダメだとバッサリ線を引いていきます。

正論がどうのこうのとかじゃなくてね。どこで着地するのが良いのかを考えてあげる。良いも悪いも最終的に決めるのは私じゃなくて相手なんだよね。