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おっこちょこいのブログ

クズが伸し上がる為の精神論をちょくちょく書いているクソブログ

便座問題について

昨日は東京に出張で新幹線に乗っていた。いつも携帯が鳴りっぱなので、約二時間半の間に普段取れない本を読む時間が取れるのは嬉しい。ワゴンサービスの不味いコーヒーを飲みながら本を読んでいるとピーを催した。面倒なので我慢する癖があるのだが、膀胱は満水警報を出している。速やかにそして華麗に本を閉じて立ち上がり、トイレに向かった。

男性用小便器は先客が使っているようだ。涼し気な顔で待つこと3分、出て来ない。何をしているんだ。貴様は小便器で5分以上何をしているのだ?涼し気な顔にも限度がある。満水警報は徐々にデンジャーブザーに変わっている。このままでは危険だと天才的な判断力で男女共用のトイレに向かう。

使用中であったがオッサンがすぐに出てきた。震える手でベルトを外し、事なきを得た。助かった。この時、普段は社会の窓を開けるだけなのに何故こう危機的状況の時はベルトを外すのだろうかと思いながら薄れゆく意識の中で解放という名の快楽に溺れた。

 事なきを得た私は安堵の表情で楽園から出ようとヘブンズドアを開けると、そこにはガキ使で見たことあるなこういう顔というようなババアが不機嫌そうに立っていた。ごきげんようとすれ違おうとしたその瞬間である。

 

「便座下ろしときーやアホとちゃうか」

                                 

振り返ると奴はそこにいた。キスされるのではないか。そんな恐怖を感じながらとっさに私はすみませんと謝罪した。何とかキスは免れ、自席について少し考えた。マナーとして便座の標準位置はどこなのか。便座を倒す、便座を上げる、便座の蓋をも閉める。こう書いていると蓋を閉めておくのが何だか正解っぽい様な気がする。

 

「便座下ろしときーやアホとちゃうか」

 

ババアのこの言葉で私は便座について考える事が出来た。ありがとうババア。私は便座を見る度にあのババアの顔を思い出し、蓋を閉めるだろう。憎しみの塊のようなあの顔と付けなくて良い「アホちゃうか」が大阪の愛なのである。