ネバダ臭

クズが伸し上がる為の精神論をちょくちょく書いているクソブログ。口癖は「えー、そんなの別にどっちでも良いんじゃないの?」老害発言の説明文多し。

いつか職人が消える日

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消えはしないんだろうけど本当に若い職人を最近見ない。仕事・作業を見てて「うわー、この人すげーなー」って感心する職人は殆ど50代後半~60代の方達なのだ。建設業界はいつも人手不足なのは分かってはいるが、さすがにこれだけ若い人を見ないとなるとこの先一体どうなるんだろうと思ってしまう。大手が優秀な人材を確保するのはそれはそれで良いんだろうけど、ゼネコンの社員が作業するわけではない。必ず下請けが工事をするんだから、いくら有名大学出の優秀な番頭を育てたとて、使える作業員・職人がいないとどうにもならない。

我々の世代

我々の世代で言うと、職人の道を選ぶのは殆どが「ヤンキー」であるか「手っ取り早く金を稼ぎたい人間」であった。決まった給料日以外でも親方に頼んで日払い・若しくは週払いなどで日当を受け取り、それぞれの金の使い方をしていたし、それを親方は容認しそれを活力にしてキツイ肉体労働に耐えている人間が多かった。「好きな車に乗りたい!」「金回りを良くして女にモテたい!」「借金返したい!」。しかしながら彼らは社会の底辺と言われようが何だろうが仕事に関してはそれぞれの能力を余すことなく発揮する。力のある者、計算が得意な者、天才的な段取りをする者。17時には掃除までの作業をビシッと終えて立ち飲み屋で一杯、そしてそれぞれの帰る所に帰り、翌朝5時には起床しその日の作業に備える。

今と昔

昔と言っても20年やそこらの話であるが、我々の世代では大学に行く人間は感覚として10人いれば2~3人程度であった。大学の進学率でググっても私の世代ではやはり35~40%となっていた。今の人達はどれぐらいなんだろう思いながらサイトを見てみた。

todo-ran.com

平均で半数以上、東京で66%...。そりゃ大学出てまで工事現場の職人にはならんわな...。ブログ見てるだけでも「好きな事してイキル!!!」なんて人で溢れてるわけだし。ネットで多少の金が降ってくる今の時代、私だけで言うと想像も出来なかった。まぁ今でもあまり信用はしてないけども。妙にアンバランスと言うか、頭の良い人たちが大企業から溢れて行き場を失ってるような気がする。

仕事にステイタスなど求めていない

会社の規模によって「出来る仕事」の規模であったり種類は限定されるんだろうけど、入ってみると「自分が出来ること」ってそれこそ結構限定されるのだと思うのですよ。大企業に入ったからといっていきなり10億のプロジェクトに入れるわけないし。コンプライアンスガチガチだし。ってなると「自分が何をしたいのか」となるわけだけど、そんなの22歳やそこらの若い子が分かるわけない。で、あれば色んな事を一回してみれば良いんじゃないかなーなんて思う訳ですよ。「絶対ない」と思ってる建設作業も視野に入れて。合わない人が大半なんだろうけど合う人も絶対にいるわけじゃないですか。そうやって経験積んでそこで成り上がるも良し(小さな会社は出世しやすい)、独立して自分で事業を起こすも良し。私が見る限りだと同年代でも大手勤務の人より現場仕事で成り上がってる人の方が金持ってますよ。

やってみりゃ良いのになんて

ブラックだなんだとインターネッツではよく耳にしますが、何がどうであろうと結局我々は生きていかなければいけないわけじゃないですか。その生きる方法として、選択肢として、もっと広い目で見れば道は沢山あるんじゃなかろうかと。確かに仕事はキツイですけどね。私が思うに、仕事・作業の内容がキツイよりも、人間関係キツイ方がしんどいと思うのですよ。鬼たいな連中が多い業界ですが、一生懸命な人間をバカにしたり蹴落としたり騙したりは少ないです(いないとは言い切れません)。大きな会社だろうが何だろうが、自分が誰かと関わっていかなければいけないという点においては何も変わらない。今何をしたら良いのか分からないと下を向いているのであれば、一度は経験してみても良いのではないかなんて思うのですよ。万が一「合っていた」ならば、20年・30年後の「あのオッサンすげーな」という職人になっているかもしれません。

 

職人の世界は思ってるより楽しいです。